✔︎話せるようになるための正しい学習法
英語を話したいのに口から出てこないと、とても悔しいですよね。
この記事では、そんな悔しい思いをしている人が、英語を話せるようになるためにやるべき学習法を「4つのステップ」に分けてお話します。
英語が話せるようになりたいと少しでも思っている人は、ぜひご覧ください。
✔︎勉強してるのに英語を話せない…
✔︎何をすればいいのかわからない…
✔︎英語が話せなくて悔しい…
英語が話せない
悔しい思いをする理由
1. 英語を話す量が不足している
2. 英語の基礎が身についていない
3. 英語が必須な環境にいない
1. 英語を話す量が不足している
英語を話せるようになるためには、英語を使う必要があります。
こう聞くと当たり前に感じるかもしれませんが、英語を話せない人は「実際に英語を話す機会」が圧倒的に足りていないことが多いです。
✔︎知識はあるのに言葉が出てこない…
このように悔しい想いをする原因は、英語を口に出すトレーニング=英語を話す量が不足しているからです。
英語を話せるようになりたければ、とにかくたくさん「英語を話す練習」をする必要があります。
しかし、実際のところ「話す練習」はかなり疲れるので、人間は無意識に「読む・聞く」といった受け身で楽なインプット学習の時間が多くなってしまいがちです。
勉強しているのに話せるようにならないという人は、このことを意識してインプットよりアウトプットの練習時間を多くするようにましょう。
2. 英語の基礎が身についていない
英語を含むどんな言語も、単語と文法という共通認識のルールによって文章が構成されます。
「英語を話す」というのは、この基礎となるルールに則って言葉を発することです。
簡単な日常英会話から上級者向けのビジネス英会話まで、目指すゴールは人それぞれですが、いずれにしても「基礎」は必ず必要になる大事な部分です。
地盤が緩んだ土地には建物が建てられないように、英語もしっかりとした基礎の土台がなければ話せるようにはなりません。
なので、基礎が身についていないと感じる人は、まずは中学レベルの基礎英語を固めるところから始めましょう。
その方が結果的に、英語上達への近道になります。
3. 英語が必須な環境にいない
英語が必須な環境にいないことも、なかなか英語が話せるようにならない理由になります。
もし、英語を使わないと生活していけない状況だったら、誰でも今すぐ必死に英語を勉強しながら日々の生活で実践して覚えていくと思います。
こういった英語を話さなければならない環境にいると、モチベーションがどうこうは関係なく必ず環境に順応して英語を身につけていくことができます。
しかし、日本にいると英語が使えなくても生活ができてしまいます。
一般的に人間の脳は、使う必要性がないことを定着させようとはしないので、普段使う日本語に比べてあまり使わない英語はどうしても覚えにくくなってしまいます。
なので、日本にいながら英語を勉強する人は、脳に英語を使う必要性を理解させたり、自ら英語が必要な環境を作り出していくことが大事になってきます。
英語を話せない人が
<心得ておくべきこと>
1. ラクして英語は習得できない
2. 完璧を目指すのはやめる
1. ラクして英語は習得できない
英語を第二言語として学ぶ以上、努力なしでは英語を習得できません。
よく英語学習の広告で「聞くだけで」や「30日間で」など楽を売りにした言葉を目にしますが、それだけでは絶対に英語は習得できません。
何度も繰り返し練習してこそ、身になるのです。
今現在、英語を話せるようになっている人も、必ず過去に惜しみない努力をしているはずです。
言語を習得するのにどれだけの時間が必要になるのかは、実際、私たちがどうやって日本語を習得してきたかを考えるとわかりやすいと思います。
まず、私たちは生まれて何も言葉が分からない状態から、意思疎通ができるようになるまで、たくさんの言葉のシャワーをあび続けることになります。
この間は、大人の顔の表情や景色を目で見ながら、聞こえてくる言葉を耳で感じて、言葉やフレーズを脳に蓄積している段階です。
そして、時間とともに脳が発達し、単語(ママ)と対象(人物)がつながった時、初めて言葉として口から出るようになりますが、その期間は少なくとも1〜4年はかかっているはずです。
その後も、さらに新しい単語や読み書きのスキルも覚えていくことになり、今現在の日本語がわかる状態になっています。
このように1つの言語を話せるようになるということは、決して簡単なことではありません。
言語学習に楽をする方法は存在しないので、英語習得には努力と継続が必要なことを胸に刻んでおきましょう。
2. 完璧を目指すのはやめる
英語を完璧に話そうとするのは辞めましょう。
特に、日本人は間違うことを恐れすぎています。
というよりも、恥をかくことを極端に嫌がる傾向にあります。
その結果、頭の中でしっかりと正しい文法を考えてから話そうとするので、テンポよく会話をすることができないのです。
ここで覚えておきたいのは、英会話を身につけるために必要なのは、
これです。
振り返ってみて欲しいのですが、今私たちにしっかり身に付いている英語は、昔どこかで間違えたことがある英語ではないでしょうか?
きっと、間違えて恥ずかしい思いをした英語ほど、今でも鮮明に覚えられているはずです。
日本人も漢字の読みをよく間違えるように、英語ネイティブも英語を言い間違えることはあります。
実際にそれが生きた会話であることに間違いありません。
なので、英語学習をしている人は、最初から完璧を目指すことはやめましょう。
「完璧を求めないこと」が英会話上達への近道となります。
英語を話せるようになるための
<学習法4ステップ>
では、英語はどうしたら話せるようになるのか?
これが分からない人も多くいると思います。
そこで、ここからは英語を話せるようになるためにやっておきたい学習方法を4つのステップで解説していきます。
Step1. 瞬間的に英作文を作る
Step2. 独り言で話す練習をする
Step3. シャドーイングで発音・表現を磨く
Step4. 英会話を実践練習する
Step1. 瞬間的に英作文を作る
英語を話せるようになるためには、頭で瞬間的に英作文ができるようにしておく必要があります。
そのためにも、まずは単語の並べ方の基礎となる文法ルールを知っておかなければなりません。
単語学習は無限に続きますが、文法は有限で勉強していると徐々に終わりが見えてきます。
なので、まずは終わりの見える文法から頭に詰め込むのがモチベーションを維持するコツとなります。
とはいっても、「文法は何から手をつけていいのか分からない」という人もいるかと思います。
そのような、これから本気で文法を勉強する人におすすめの参考書が1冊あります。
それがこちらの”English Grammar in Use”です。
English Grammar in Use [最新第5版]
English Grammar in Useは英文法の良書と呼ばれており、世界中でベストセラーになっています。
今現在、世界各国の語学学校で教科書として使用されていて、世界中の英語を学ぶ人々から「英語学習のバイブル本」と評価されるほどクオリティの高い本です。
僕も10年以上、このEnglish Grammar in Useを使っています。
これ1冊あれば十分に海外で通じる英語レベルを身につけることができますし、何より日本語では説明できないネイティブ目線の実践英語が学べるところが素晴らしいです。
洋書なので日本語の記載はありませんが、分からない箇所は自分で調べながらでも学んでいく価値のある1冊です。
「使える」英語の基礎を身につけたいという人には日本の参考書より、この English Grammar in Useをおすすめします。
Step2. 独り言で話す練習をする
英語が話せるようになるためには、とにかく話す練習をするしかありません。
徹底的なアウトプットをするためにも、英語で独り言をたくさん言いましょう。
独り言なら生活する中でいくらでも呟けますし、話す練習をするには最適です。
自分が思ったことや、目に入った物の説明など、なんでもいいので数多く独り言を言うことが大事です。
また、その中で「これ英語でなんて言うんだ?」と分からないことが出てきたら、その都度調べてください。
言おうとしたけど分からなかった言葉は記憶に残りやすいので、単語や表現を覚えるチャンスです。
これを繰り返していくだけで、今までよりもスムーズに英語を話すことができるようになります。
ここでは質より量なので、口を開けた時に自然と英語を話したくなるくらいにまで発話しましょう。
身体(口)に英語を覚えこませる意識を持つといいと思います。
Step3. シャドーイングで発音・表現を磨く
次にシャドーイングを行います。
聞いた英語を真似して同時に発音する学習方法
海外ドラマ・洋画
→日常会話表現が学べる
スティーブ・ジョブズのスピーチ
→プレゼンやビジネスの英語表現が学べる
また、シャドーイングをする際、発音に関しては次の2つのポイントを意識してみてください。
✔︎単語の音の繋がりはどうなるのか
英語は連なった文章の中では、よく単語の発音が変化します。
これをシャドーイングを通して体で覚えると、ネイティブみたいな流暢な英語を手に入れることができるようになります。
表現の幅を広げ、流暢な英語を手に入れたい人にとって、シャドーイングはすごく効率の良い勉強法なのです。
ここでは英語の質を磨くことを意識して取り組みましょう。
Step4. 英会話を実践練習する
最後にすべきなのが、リアルな会話の実践です。
練習と本番で例えると、
今までは英語で会話をするための準備(練習)であり、このStep4の「人と話す」ことが本番となります。
この本番で今までの練習の力を発揮して会話し、英語でのコミュニケーションの取り方を学びます。
Step4では会話をする必要がありますが、周りに英語を話す相手がいないという方もご安心ください。
今では気軽に海外の人と話すことができる「オンライン英会話」というものがあります。
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まとめ
英語が話せなくて悔しい想いをする理由や、英語を話せるようになるためにやるべきことをお伝えしてきました。
もう一度まとめると、これからの英語学習方法としては、
2. 独り言で話す練習をする
3. シャドーイングで発音・表現を磨く
4. 英会話を実践練習する
英語を習得するには非常に時間がかかりますが、継続することで必ず話せるようになる日は来ます。
毎日少しづつでもいいので、昨日の自分より成長した自分になることを心がけていきましょう。
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