✔︎どのくらいの勉強で英語が話せるようになる?
✔︎英語を話したい社会人がやるべき勉強法
社会人になってから英語を話せるようになりたいと思う人は多くいると思います。
でも、本当に話せるようになるのか、何から始めればいいのか、どれくらい勉強する必要があるのか、わからないことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、英語が話せるようになりたい社会人の方に向けて、そのような疑問に答えていきます。
✔︎英語を話せるようになりたい社会人
✔︎正しい英会話の学習法を知りたい人
✔︎勉強は挫折しがちな人
社会人からでも遅くない?
英語は話せるようになる?
社会人から英語学習をしても英語は話せるようになります。
このようなことは一切ありません。
英語は何歳から学習を始めても、必ず話せるようになります。
もし、「中学や高校で英語を勉強したけど全く話せない」と不安に思っている人がいたら、安心してください。
今までの勉強はあくまでもテスト用の勉強になるので、英語が話せなくて当然なのです。
英語を話せるようになるためには、テスト用ではなく、英会話の勉強をする必要があります。
なので、これから「英会話の学習」を行っていけば、必ず英語が話せるようになります。
社会人からでも英語は話せるようになるので、諦めずに学習を始めましょう。
社会人が英語を話せるようになるにはどのくらいの勉強が必要?
英語を話せるようになるためには2,200時間必要
アメリカ国務省付属の外国語研修機関であるFSI(Foreign Service Institute)の調査結果によると、英語ネイティブにとって最も習得に時間がかかる言語は日本語と公表されています。
そして、英語を母国語とする人が、日本語を習得するにはかかる時間は「2,200時間」とされています。
このことから、一般に日本人が英語を習得する場合も、最低でも2,200時間の勉強が必要と考えられています。
「最低でも2,200時間」というのは、この調査はアメリカの外交官になれるほど優秀な人物のトレーニング結果だからです。
一般的な能力の方であれば、2,200時間より多くの勉強時間が必要と認識しておいた方がいいでしょう。
1年間での英語習得には1日3時間の学習が必要
中学や高校で英語の授業を受けていた人は、2,200時間からその分の勉強時間を引くことができます。
中学・高校での平均的な英語学習時間が約1,200時間といわれているので、英語習得までに必要な勉強時間は残り1,000時間となります。
つまり、1年間での英語習得を目指すなら「1日3時間」、2年間での英語習得を目指すなら「1日90分」を英語の勉強にあてればいいのです。
1年間で英語習得したい→1日3時間
2年間で英語習得したい→1日90分
これはあくまでも最低限必要な勉強時間になりますが、英語習得までにどれくらいかかるのかの目安として覚えておくといいと思います。
社会人は隙間時間の活用がポイント
英語を1年、2年で習得したいなら、1日90分〜3時間の勉強時間を確保する必要があります。
時間に余裕のある学生ならともかく、忙しい社会人の方は毎日この勉強時間を確保するのは難しいと感じる人が多いでしょう。
しかし、絶対に無理ではありません。
ここでポイントとなるのが、隙間時間の活用です。
一度にまとまった時間を確保しようとするのではなく、隙間時間を活用して90分〜3時間の勉強をやり遂げましょう。
まずは、毎日の生活の中に勉強時間に当てられる隙間時間がないか振り返ってみてください。
✔︎通勤時間
✔︎昼休み
✔︎入浴中
✔︎テレビを見る時間
✔︎ベッドに入る前の時間
例えば、通勤に1時間かけていたら、行きと帰りで合計2時間も確保できます。
また、昼休みを活用するだけでも30分は時間が確保できるのではないでしょうか。
このように、ちょっとした隙間時間をうまく活用することが、忙しい社会人の英語学習には大事なポイントとなってきます。
英語を話したい社会人向け
<今からやるべき勉強法>
英語を話せるようになりたい社会人の方が、これからどうやって学習していけばいいのかを紹介します。
✔︎中学校で習う文法のおさらい
✔︎英語を話せるようになるための4ステップ
中学校で習う文法のおさらい
まずは、中学校で習う英文法のおさらいから始めましょう。
中学校の英語は一番大事な基礎の部分となるため、まずはこの基礎学習から取り組むのがベストです。
もちろん、1つ1つ完璧に覚えられた方がいいですが、ここでのおさらいではさっと見て思い出す程度でも大丈夫です。
わかってるところはガンガン飛ばして進めていってください。
おさらいが一通り終わったら、次からはいよいよ本腰を入れて英語を話せるようになるための学習を行います。
英語を話せるようになるための4ステップ
おさらいが終わったら、英語を話せるようになるために、次の4ステップの学習を行っていきましょう。
Step1. 瞬間的に英作文を作る
Step2. 独り言で話す練習をする
Step3. シャドーイングで発音・表現を磨く
Step4. 英会話を実践練習する
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挫折せずに継続させるコツ
英語は習得するまでに時間がかかるので、
「英語が話せるようになりたい!」
と思って勉強を始めたとしても、途中で挫折してしまう人は多くいます。
しかし、そのような挫折を防ぐコツもあります。
ここでは、社会人が英語学習を挫折せずに継続させるコツを3つ紹介します。
具体的には次の通りです。
1. 毎日英語に触れて習慣化させる
2. 目標を決める
3. 緊急性を自分で作り出す
1. 毎日英語に触れて習慣化させる
まず、英語学習は少しづつでも「毎日行う」ことが大事です。
ということなので、これを続けていくと必ず習慣化できます。
毎日お風呂に入らないと気持ち悪いのと同じように、毎日英語に触れないと気持ち悪いと感じるところまで持っていけたら、それが習慣化できた証拠です。
休日にまとめて勉強しようとする人もいると思いますが、それでは長続きしません。
きっとそのような勉強方法で失敗してきた過去がある人は多いと思います。
やはり、一番継続させやすいのは、普段の生活の中に取り入れてしまうことです。
慣れない最初の1、2ヶ月は負荷がかかりますが、習慣化できてしまえばそれ以降はストレスに感じることなく英語学習が行えます。
どんなに少ない時間でもいいので、必ず毎日どこかで英語に触れるようにしましょう。
2. 目標を決める
目標を設定しましょう。
「1年後の海外旅行では、現地の人と会話ができている」
など自分がなりたい理想の姿を思い描き、達成するまでの期間を決めましょう。
この目標がこれからの自分の英語学習のモチベーションになります。
目標が曖昧だと途中で勉強している意味を見失ったり、ついサボってしまったりするので、目標はより具体的に決めた方がいいです。
また、決めたら紙に書き出して、目に入る壁などに貼っておくことをおすすめします。
英語学習の前にはその紙を見て、常に自分が目標へ向かって突き進んでいることを確認できるとモチベーションも上がり、継続しやすくなります。
3. 緊急性を自分で作り出す
緊急性を自分で作り出すことも大事です。
人間は緊急性のないものに関しては、自分の意思次第でやるかやらないか決定してしまいます。
例えば、仕事の課題が1ヶ月後に提出の場合、今日やるかどうかはその時の自分の意思によって決まると思います。
しかし、明日提出と言われたら自分の意思に関係なく、やらなければならないという感情を持ちすぐに取り組みますよね。
このように緊急性があるかないかによって、「今日やるか・やらないか」の判断基準も変わってきます。
なので、自分で緊急性を作り出して英語学習に取り組んだ方が、確実に継続でき、早く結果を残すことができます。
英語学習において、その緊急性の作り方としておすすめなのが、Step4でも出てくる「オンライン英会話」です。
具体的には、毎日オンライン英会話レッスンの予約をしておきましょう。
そうすることで、
✔︎21時からレッスンがあるから予習をしておかないと!
といった具合に、英語学習に緊急性が生まれます。
もちろん、毎日は難しいという人もいるかもしれません。
ただ、そのような人も、英語学習が最近できていないなど挫折の兆候を感じたら、この緊急性を活用してみてください。
意思が弱い人も、意思に頼らなくて済む「環境」を自分で作り出し、継続させるようにしましょう。
まとめ
社会人がこれから英語学習を行うのに、決して遅すぎることはありません。
社会人の方でも英語は話せるようになります。
そのためにも、今回紹介した勉強法である
Step1. 瞬間的に英作文を作る
Step2. 独り言で話す練習をする
Step3. シャドーイングで発音・表現を磨く
Step4. 英会話を実践練習する
1. 毎日英語に触れて習慣化させる
2. 目標を決める
3. 緊急性を自分で作り出す
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